シミ取り 機械 業務用中古

業務用シミ取り機械の中古品を購入動機は?

  • 初期費用(導入費用)をとにかく安くすませたい。
  • ひとまず安価で導入して売上への貢献を様子見したい。
  • 新品でも中古品でも効果は同じだと考えている。

中古品をお探しの方は以下の2つの方の大半を占めます。サロン経営の経験が浅い場合には、機械選定の判断材料が乏しいため、価格の安い機械に魅力を感じてしまいます。

  1. エステサロンの経営が初めての方
  2. シミ取りを新しいエステメニューとして加えよう(シミ取り施術は未経験)とされている方

シミ取り機械は顔への施術が多く、服などで容易に隠すことできない部位のため機械選びは慎重に。

  • 経営の見通しを立てたい方は、事前にこのような体験談と実績が豊富な情報を確認しておくと参考になるでしょう。
  • 現在では家庭用のシミ取りレーザーペンも販売されており、お客様となる一般消費者も知識が豊富になっています。エステ経営者としては違いを知っておくことは大切です。

中古品を購入される方のニーズは費用を抑えたい考えが大半を占めます。ですが、シミ取り機械を含めたエステ機器は、それを利用してエステサロンの経営を発展させていくためのものとなりますので、費用(値段)だけで判断するのでなく、導入後のサロン運営を想定して選ぶことが経営にとって重要です。

サロンの経営を安定させること、そして成長させていくためには、来店されるお客様との信頼関係が重要です。なぜなら、店舗経営の本質は1度来店したお客様が、その後も繰り返し通ってくださること(リピーター)が利益となり、翌月や将来の売上見込みも逆算することができるからです。(リピーターが大事な理由:エステサロン経営にとってリピート顧客は利益の源泉

その信頼関係は、施術効果の表れやお客様が抱く感情に影響を与えるうえ、ホームケア用品(化粧品など)の売上へも影響します。ですので、シミ取り機械の業務用中古品を購入する前には、下記の注意点を確認しておきましょう。

中古品を購入する際の注意点

中古品の価格は新品購入に比べかなり魅力的に見えます。ですが、その価格の背景を知っておくことはリスク回避となります。

中古品が出回る背景

中古品がヤフーオークションやメルカリ、そしてエステ機器中古品専門サイトで出品されているのを目にされる機会が増えていますが、そもそも中古品がなぜ出品されているのかを知っておくことは賢い選択につながります。

中古品が出品される背景

1.中古品を購入したサロン経営者が使用した後に出品した

→価格が安い理由で購入したものの、実際の施術でなんらかのトラブルに伴い、手放さざるを得なくなったケース。

2. エステサロンが倒産した

→エステサロンの倒産率は、一般企業の平均が30%なのに対して60%。シミ取り機械の良し悪しが中古品出品の直接的な理由ではありません。それ以前の集客の課題となります。

3.シミ取りメニューがお客様に評価されなかった

→効果のないシミ取り機械を導入してしまった、もしくは、効果を出せない施術手順を続けていたかのどちらかになります。お客様のシミ取りのニーズは捉えてたものの急ぎすぎたのが原因です。

中古品購入時の注意点

いまだに「お金を振り込んだのに、商品が届かない」といったトラブルがあります。売り手はお金を必要としていますので販売者の信ぴょう性や、エスクローサービス(代金決済等取引の安全性を確保するサービス)を利用するなど、最悪の場合を想定した取引が必要です。
このようにして、機械の良し悪し以外に心配事が増えると、貴重な時間の出費が大きくなり、導入後も機械の確からしさに心労を抱えることになります。

中古品を購入した後の注意点

中古品の導入後に発生するトラブル

  1. 故障の際、メーカーに修理対応してもらえない。
  2. メーカーそのものがすでに倒産している。
  3. メーカーや販売元から症例を手に入れることができないため、自社サロンでの症例が積み上がるまでカウンセリングで実績をお客様に示せない。
  4. 故障すると代替え機が無いためお客様の予約を店側都合でキャンセルしなければならない。(売上の機会損失)
  5. 期待した施術効果を得られない。中古品は模造品(コピー品)の可能性があるため、正規品の機械性能と異なる。
  6. 上記の不安を抱え続けたままサロン経営を続けなければならない。

上記は、シミ取り機械そのものについてのトラブル事例を挙げました。中古品の場合にはこれらの心配事を抱えたままの営業となります。

さらに、その心配事は以下の目には見えにくい経営資源へも影響します。
従業員スタッフが安心して使えない。
その思いは接客態度やカウンセリングにも影響するため、自信の無さがお客様に伝わってしまいます。その連鎖は、スタッフの仕事のやり甲斐にもつながるため、離職にも発展します。
スタッフの入れ替わりが頻繁にあると、お客様もその背景を察し不安になる。
経営者にとって採用・教育・離職を繰り返し続けることになる。
上記に労力がかかることは、本来は必要が無かった対応に時間取られることであり、顧客満足に割ける時間が他店よりも少なくなる。
サロン経営の観点からは、中古品の価格の安さとして一時的なメリットを得るか、サロンを安全かつお客様満足の高い中長期のメリットを得るかの選択となります。

フォトフェイシャル機械の中古品を購入する際、安心・安全な取引をするためにはいくつかのポイントに気を付ける必要があります。
まずは信頼できる販売業者を選ぶことが重要です。業界で評判の良い業者を見つけるためには、口コミやレビューをチェックすることが有効です。また、機械の状態を確認するためには、実際に見に行くことが最も安全です。写真や動画だけでなく、実際に目で確認することでトラブルを避けることができます。

シミ取り機械の業務用を購入する際の7つのポイント

以下の7つのチェックポイントで機械を選定していきましょう。

1.集客力

素敵なシミ取り機械を導入してもお客様が来店されなければ売上は生まれませんので、導入する機械に集客用広告のサンプルが付属していることを確認します。
もちろんのこと広告サンプルは、他サロンで集客実績のあるものが大事です。
そして、自社サロンに合った広告なのかをチェックしましょう。エステサロンの運営形態には、マンションの一室で営業する場合や、商業施設に出店する場合など、お店のスタイルが異なりますので、広告の見栄え(印象)だけで決めず、自社サロンに合ったものを利用しましょう。
事前に近隣サロンの広告を集めておくと比較検討の材料となります。

2.シミ取り機械の効果

第一に自身で体験し、効果を確認することが重要です。体験によって自信を持つことができ、お客様への説明力も高まります。シミには老人性色素斑や肝斑(かんぱん)、脂漏性角化症、そばかす、などの種類がありますので、身近な意見を聞ける親族や知人と一緒に体験してみると、より自信の強さに繋がります。
第二に症例が豊富にあること。効果のあるシミ取り機の場合には、ビフォーアフターの症例写真が豊富にあります。その写真を確認することと、提供が可能かの確認は欠かせません。

3.シミ取り機械の歴史

業務用においても次々と最新機械が発売されますが、新しい機械は使用した結果の1年後5年後に施術箇所がどのようになっているかを確認することができません。(症例も短期少数となります。)将来の安全が担保されているかを確認する方法がないのです。
ですので、販売開始からの歴史が長く、いろんなサロンで使用されている機械は安心でき、安定稼働する機械として判断することができます。

4.販売元のアフターフォロー

アフターフォローには次のことが挙げられます。

  • 故障時、気持ちの良い対応(販売元会社の体質が見える)
  • 修理期間中、売上を支える代替機の素早い調達
  • トレンド情報の提供
    • 他サロンの成功事例を共有
    • 新エステメニューの提案
    • 集客に関する情報の提供
    • 求人募集の相談

上記のように挙げられますが、ここまで対応してくれるだけでも手厚いアフターフォローとなります。しかし、実際にサロンの経営が始まると、お客様のクレーム対応や、スタッフとの雇用問題など、経営者にとっては機械以外の課題も起こります。そのような話題であっても機械販売元が「相談できる先」であると、のちのち大変ありがたい存在となります。(今すぐ値段だけでは計れない判断材料となりますが、長く経営していくうえで取引先選びは自身へその効果が返ってきます。)

5.販売元のレパートリーの豊富さ

機械を購入する販売元のレパートリーとは、シミ取り機械の業務用だけではなく、脱毛器や痩身器、そして店舗販売用の化粧品など豊富な商品群を取り扱っているかです。しかも、その販売歴と販売実績があるものでなければ信ぴょう性に欠けます。

エステサロンにとってのシミ取りメニューは、大変多くの利益をもたらしてくれます。シミ取りそのものも回数豊富なチケットが売れるだけでなく、脱毛や痩身の潜在的ニーズも必ずあるため、それらの機器導入をするだけで同じお客様に長く通っていただくことができます。
そのようにサロンを発展させていくためには、機器同士の相性や、エステのメニュー構成、成功事例を持っている販売元がサロン経営者にとって有利なのです。(機械ごとに取引先を変更すると、扱う側のサロンに必要とされる知識が高くなります。)

6.情報交換の場所(機会)

サロン同士が情報交換できる場所や機会としては、毎月の勉強会(研修会)を開催している機械販売元を選んでおくと大変便利になります。おおむね無料で開催されており、機械の取り扱い方法だけでなく、接客方法(カウンセリング)や成功事例を学ぶことができます。

7.シミ取りの開業方法

シミ取りを開業するには、業界の知識と技術を習得し、開業資金の準備や資金計画が必要です。地域の需要や競合状況を研究し、ターゲット層を特定してマーケティング戦略を策定することが大切です。SNSやクーポンサイトの活用も有効です。スタッフの採用・育成やサービスの品質管理、顧客とのコミュニケーションは運営面での重要な要素です。全てを整えることで、サロンの成功に近づきます。

サロンの運営経験が積み重なってくると、課題のレベルもそれに伴って高度化していきます。相談に乗ってくれる相手がいるほど心強いことはありません。しかも、サロン経営者は井の中の蛙になりやすいもの。ですから、ぜひこのような機会があるたびに参加することで自身のレベルアップ(収入アップ)につなげてください。
研修会以外にはコンテスト(表彰式)を定期的に開催している会社もあり、サロン経営者同士が切磋琢磨できる環境に身を置くことも成長に繋がります。

現在では家庭用のシミ取りレーザーペンも販売されており、お客様となる一般消費者も知識が豊富になっています。エステ経営者としては違いを知っておくことは大切です。

シミ取り機械で集客したお客様をフォトフェイシャルや光脱毛でリピート顧客へ

業務用のフォトフェイシャルや光脱毛器を選ぶとき、価格以外にも機能や効果を確認することが必要です。フォトフェイシャル機械の業務用についてで紹介しています。
脱毛器とフォトフェイシャル機械を併用すると効果が向上し、バストアップの機械も競合力を高める選択肢として考えられます。中古品を購入する場合は品質を確認し、最適な機械を選んでサロンの経営効率を高めましょう。